黙示録・最後の審判・ハルマゲドンについて

世の中の多くの宗教が「黙示録」「最後の審判」「ハルマゲドン」といった、人類の存亡に関わる予言を残しています。

私も昔からスピリチュアルや信心には興味があり、あの、ノストラダムスの予言に対しても強い恐怖感を抱いていたことを思い出します。

そして、こういった類のことは、日月神示にも書かれています。

しかし、世の中の人々が思う”人類の終末”とは少し内容が違うようなのです・・・。

根本的な違いは「終焉」ではなく「進化」だということ

宗教を含めた預言者たちの予言は、”人類の終焉”を最重要課題としているのではないでしょうか?

「ハルマゲドン」と呼ばれる、人類の最終戦争が起こり、おそらくは”核兵器”の使用によって人類が滅亡するということです。

あるいは、天変地異によって同じように人類が滅ぶといったものではないでしょうか?

――しかし、日月神示ではハルマゲドンなどといった言葉も出ては来るものの、その他の予言とは一線を画すコンセプトがあります。

人類は現在の肉体と魂の状態から、また異種の進化生物として生まれ変わるというものです。

その際、人間だけが変わるのではなく、宇宙そのもののシステム全体が進化するのです。

それは「神」も例外ではなく、現在の神の中にも滅んだり、別種の次元の存在に生まれ変わることを強いられることもあるのだそうです。

なので、「辛くも嬉しい変化」というのが、日月神示の中に書かれている予言の方向性です。

これだけ多くの預言者が似たような内容の言葉を残しているのですから、なにか大きなことは起きるのだと思います。

しかし、それは何もかもが終わってしまうようなものではなく、新しいスタートの幕開けの中の事象の一つとして、とんでもない災害や戦争が起きる可能性があるということなのでしょう。

ハルマゲドンは大したことがない?

日月神示では、人間同士の戦争を「大した事ではない」と説かれています。

この一文を書くことはためらいましたが、本文を読む人もこの先増えていくでしょうから、思い切ってこのページに書くことにしました。

戦争を体験し、想像できないような苦労をされた方、また平和のために尽力されている方などは、これ以降の内容を読むと不快を感じるかもしれません。

また、私自身も戦争を肯定する考えはありませんし、戦争や天変地異によって多くの人が命の危険にさらされてしまうことに対し、新しい時代の到来があるからといって決して待ち焦がれているわけではありません。

日月神示にはこうも書かれているからです。

「大事を待つ心も悪の心。臣民は(人間)は常に大難を小難にしてもらえるように神に祈るのが善の心」

新しい時代の到来に対して喜びを感じつつ、できれば多くの人が被害に合わず、そして多くの人が救われることを祈るのが人間の勤めであるのです。

――日月神示では、戦争を「戦争くらいのことでうろたえるな」「一番大切なところは神がするので、人間は戦争でもしておれ」といったように、重要課題として書かれていないのです。

また「戦争ができている間はまだマシなほう、そこから本当の苦労が始まる」とも書かれています。

人間にとって、自然災害と共に「戦争」は、最重要・そして最も不幸で最悪な現象だと捉えていますが、新しい時代の幕開けには、そんなことが小さく感じられるほどの苦労を人間はしなくてはならない、ということなのです。

ハルマゲドンは「最終戦争」の意味だったと思います。

しかし、”最終の戦争”が”人類の終焉”ではないということです。

新しい時代が到来すると、人間は戦争などというものを起こさないような高次元の生き物に生まれ変わるとしたら、二度と戦争はしません。

そういった意味での”最終”なのではないか?と私は思うのです。

3千年・5千年・1万年前に戻す?

新しい時代の幕開けと、人類の進化と共に、日月神示には「3千年・5千年・1万年前の神代に戻す」ともよく書かれています。

いつの時代に戻すかは現在の人間の心がけ次第だというのです。

――私はこの日月神示の言葉を目にしたとき、ある科学者の発表を思い出しました。

はっきりとした数字は覚えていませんが、たしか、人類が現在まで続く進化を遂げるに至る文明発達のスタートを切ったのは1万年くらい前だったと記憶しています。

なので、数千年・数万年前というのは地球が荒野のように何もなく、人間の祖先がいたとしても、動物と変わらないような状態であったはずです。

しかし、これは現在の歴史研究に基づいた考えであり、多くの歴史研究家が言うように、それは「予想」でしかないのだそうです。

そこで気になったのが、数年前に発表された、ある科学者の論説です。

その科学者によると・・・

「地球の地層の中には、核爆発によって起きたものとしか考えられないような特殊な性質の地層が存在する」

というものです。

それは「砂が高熱によってガラス化した物質が発見された」というものなのです。

そのガラスの地層は、現在の核実験をした場所にも同様のものが見つかるのだそうです。

その科学者はこれらの物証から、

「人類は過去に核兵器を持つほどに文明を発達させ、そして核戦争によって一度滅んでいる」

という仮説を立てているのです。

また諸説ありますが、ホモ・サピエンスが発祥してから10万年から5万年とされています。

現在の人類がゆっくりと文明を築き上げ始めてから1万年で、科学の進歩や産業革命などによって一気に科学文明に花を咲かせたのは数百年程度であり、一気に人類の人口が爆発的に増えたのは、ここ百年程度なのです。

この”進化スピードとホモ・サピエンスの発祥から現在までにかかった年月が釣り合わない”と考える歴史研究家もいます。

かんたんにいうと、ホモ・サピエンスは1万年程度で現在の人類のような科学文明を築き上げていた可能性は十分にあるというこです。

しかし、現在の歴史遺産にそういったものはほとんど残っていません。

だとすると、すでに完成された文明が、戦争や天災によって一度消滅し、そこからまた新しいスタートを切ったという時間の余裕は十分にあるということなのです。

日月神示では、過去に存在した、いくつあるか分からない複数の文明期のどこかに戻すということが書かれているのではないか?と私は思うわけです。

それは、「この世の大峠を迎えても、今ある文明は壊さない」という一文が論理を支えます。

今人類がすべきことは変わらない

ここまで話が広がると、少し収集がつかない状態となってしまいました。

なので最も大切な、今この時期に「人間は何をすべきなのか?」という方向に話をシフトしたいと思います。

人によっては、この世の大転換期を迎えるにあたって、それを阻止するために戦争反対の意見を様々な場所で声高らかに上げようとするかもしれませんし、都会を捨てて田舎に逃げようとする人もいるかもしれません。

また外国に逃げたり、核戦争後の被害を避けるためにシェルターなどを設けようとする人もいるでしょう。

地球が崩壊するのであれば、宇宙(宇宙ステーションや他の惑星への移住など)に活路を見出そうと考える大金持ちもいるかもしれません。

しかし、私はこういった直接的、現実的な動きをしようとは思いません。

なぜなら、日月神示には「助ける臣民(人)はどこにいても助ける」「助けない臣民はどれだけ逃げても無駄」、または「殺して助ける臣民と、生かして見捨てる臣民とがいる」とも書かれているからです。

ハルマゲドンや天変地異から我が身を守ろうという人は、今の「命」を助けるための行動です。

しかし、今回の大変化は”魂そのものの進化”がもたらされるといったものです。

命は輪廻転生し、永遠に生き続けますが、今回の大変革期には「灰にする魂がある」とも日月神示には書かれています。

命の根源である「魂そのもの」が消滅する危険性
があるのです。

人間の感覚における「助かる」は”命”のことですが、神様のいう「助かる」は”魂”のことなので、このギャップは埋めておかなければ日月神示を読み解くことは難しいでしょう。

人の寿命である何十年か百年程度の時間枠で考えるのではなく、永遠に行き続けられる魂を持っていることをしっかりと自覚し、時間の感覚を変えることがまずは先決です。

――今、人類がすべきことは、膨大過ぎてこのページでまとめることは困難です。

それを知るには、やはり日月神示の本文を何度も読み、それぞれの人の判断に頼るしかないのです。

これから先にハルマゲドンがあろうが、天変地異があろうが、人類がすべきことは変わらず、大切なのは「覚悟」だと思います。

さいごに

日月神示によると、神は人間のことを「毎日様子を見ている」とも書かれています。

その日その日の人間の言動・心の中の状態によって、これからの処遇を決定するのです。

私はその部分を読み落としてしまっていたのですが、中矢伸一さんはユーチューブチャンネルの中で「これからの人間の行いによっては、核兵器を用いるような世界戦争が、将棋で争うような被害の少ない勝負事くらいにまで縮小してもらえる可能性もある」と日月神示の本文には書かれていると解説されていました。

世界中の人が(とくに日本人が)これまでの行いを反省し、またこれから精神性を高めるような生き方にシフトすることができれば、計り知れない被害と恐怖をもたらすハルマゲドンや天変地異を遠ざけることが可能だと、私も考えているのです。